プロフィール

 

ミツイヒロマサ(三井裕正)

ドラムと出会って35年あまり。
演奏・動画投稿・譜面制作販売などを通して、
音と表現の関係を研究し、記録し、共有しています。
ドラム初心者の方にも役立つ発信を心がけています。

 

押し付けられた「他人の正解」と失った「自分の音」

僕がドラムを始めたばかりで、ただ叩くことが楽しくて仕方なかった頃。
「有名だから」という理由だけで、あるドラマーに師事しました。
しかしその指導は、
「俺の言うことだけが正解」
「他の意見は聞くな」
「本物の音楽を教えられるのは世界中で俺だけ」
といった、閉ざされた世界のものでした。

当時10代で世間知らずということもあり、僕はその言葉をそのまま盲信してしまいました。
結果として “自分の音” を見失いました。
どんなに叩いても、そこに自分の存在を感じられなくなっていきました。
音楽が楽しくなくなり、精神的にも限界を迎えました。

しかし、それでも結局ドラムを手放すことはできませんでした。

誰かに教わることも、誰かを教えることも怖くなり、
独学で音を探し続けて気づけば30年以上が経ちました。
教科書も答えもない、終わりのない実験のような日々。
自分の耳と手足の感覚を信じながら、
少しずつ “自分の音” を再構築していきました。

 

新型コロナウイルスと死別

2020年、新型コロナウイルスの影響で売上げが激減。
さらに追いうちをかけるように、婚約者をガンで突然亡くしました。

まったく気力が湧かず、すべてを放り出して、
しばらくの期間スティックに触れることもできませんでした。

もう、なにもかも捨ててしまおうかと思いましたが、
「でもやっぱりドラムだけはなんとか続けたい」という想いにより、
徐々にスティックを握る時間を取り戻していきました。

2022年8月からは毎日、YouTubeでドラム動画投稿をスタート。
国内外からコメントをいただいたり、
セッションの現場で初対面の方から
「動画見てます!」
「いつも楽しみにしてます!」
と声をかけられることも増えました。

 

《ミツイヒロマサ Drum Lab》という実験室

このブログ《ミツイヒロマサ Drum Lab(ドラムラボ)》は、
僕にとって “音を研究し、記録し、共有するための小さな実験室” です。

「100人いれば100通りのやり方と正解がある」という信念のもと、
押し付けるのではなく、観察・発見・共有をテーマに発信しています。

僕は「教える」というより「一緒に探す」スタイルを大切にしています。
「僕はこうやってます。あなたに合うかはわからないけど、
なにかヒントになれば嬉しい」
そんな姿勢で、自分の体験や気づきを丁寧に記録しています。

 

現在の活動と探求

これまで数多くのセッションやライブサポートに出演し、
瞬発力と音の対話を実践的に磨いてきました。

現在は《ミツイヒロマサ Drum Lab(ドラムラボ)》を拠点として、
さまざまな活動をしています。
✔︎ YouTube やSNSでの演奏・解説・実験的企画
✔︎ ブログでの奏法・音作り・理論考察の発信
✔︎ Piascore でのドラム譜面販売
✔︎ ライブサポート・セッションホスト活動

さらに近年は、自分の判断で選んだ信頼できる指導者のもとで客観的な視点を学び、
音と心の関係を改めて研究しています。

 

音と共に生きる新しい人生

2025年、支えてくれるパートナーと結婚。
音楽を軸にした新しい人生を共に歩んでいます。
失うことで気づいたこと、再び手にした音の喜び。
そのすべてを、演奏と発信の中に込めています。

僕にとってドラムは、ただの楽器ではなく「終わりのない研究テーマ」。
叩く音は、その時々の自分を映す実験結果であり、記録でもあります。
うまくいかない日も、それは「今の自分を示すデータ」。
その一打一打が、僕の人生を少しずつ前に進めてくれる。

ドラムを通じて、
「自分の音を探したい」
「もう一度叩いてみたい」
そんな人の探求心に火を灯し、
音を通して誰かの心を照らせる存在でありたい。

このブログでは、僕の終わりのない実験の記録を公開しています。
あなたの音探しのヒントが、どこかに見つかれば嬉しいです。

今日もまた、この小さな実験室で音を探しています。

 

演奏動画

古内東子 / Peach Melba / 叩いてみた(Drum Cover)

 

リンク集

【 譜面販売 】Piascore ▶️ 販売曲一覧(50音順)はこちら

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